長野県内の街頭での犯罪と侵入盗の特徴的傾向についてご紹介します。 

長野県警のHPの統計資料に「令和元年長野県犯罪の特徴的傾向」が掲載されています。

これによると平成27年から令和元年までの5年間における「認知件数」、「検挙件数」、「検挙率」、「検挙人員」、「うち少年数」は以下のとおりです。

＊認知件数…警察において発生を認知した事件の数

＊検挙件数…警察で事件を送致・送付又は微罪処分にした件数

＊検挙人員…警察において検挙した被疑者の数

（１）車上ねらい

認知件数が年々減少している一方、検挙件数は一定の水準を保っており、検挙率（検挙件数／認知件数）が上昇傾向にあることがわかります。

（２）自動販売機ねらい

認知件数は年々減少しており、検挙件数は平成29年をピークに減少しており、検挙率（検挙件数／認知件数）も平成29年以降は減少していることがわかります。

（３）器物損壊

認知件数が年々減少している一方、検挙件数は一定の水準を保っており、検挙率（検挙件数／認知件数）が年々高くなっていることがわかります。

（４）自転車盗

認知件数が年々減少している一方、検挙件数は一定の水準を保っており、検挙率（検挙件数／認知件数）が年々高くなっていることがわかります。

（５）オートバイ盗

認知件数が年々減少している一方、検挙件数は一定の水準を保っており、検挙率（検挙件数／認知件数）も一定の水準を保っていることがわかります。

（６）自動車盗

認知件数は一時的な増減はあるものの減少傾向にあり、検挙件数は一定の水準を保っており、検挙率（検挙件数／認知件数）は増加傾向にあることがわかります。

（７）空き巣

認知件数および検挙件数は、減少傾向にあり、検挙率（検挙件数／認知件数）も一時的な増減はあるものの一定の水準を保っていることがわかります。

（８）忍込み

認知件数は年々減少していましたが令和元年に増加、検挙件数は減少傾向にあり、検挙率（検挙件数／認知件数）は一時的な増減があるものの減少傾向であることがわかります。

（９）事務所荒し

認知件数は減少傾向にある一方、検挙件数は一定の水準を保っており、検挙率（検挙件数／認知件数）が年々高くなっていることがわかります。

（１０）出店荒し

認知件数が減少傾向にある一方、検挙件数は一時的な増減はあるものの一定の水準を保っており、検挙率（検挙件数／認知件数）は増加傾向にあることがわかります。

当事務所は、刑事事件に関する相談が多く寄せられています。

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