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2021年3月25日
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先日、おととし亡くなられた女性から、およそ1億6600万円の寄付を受けた松本市が、教員を目指す学生を対象にした給付型の奨学金を立ち上げる、というニュースを見ました。
この女性は松本市の小学校の元教師で、「子どもたちの教育に役立つように」という遺言をのこし、代理人を通じて松本市に寄付されたそうです。
子供たちの大きな可能性を信じ、教師という仕事に誇りを持っていたことでしょう。奨学金の給付にあたってはいくつかの条件があるようですが、この女性の気持ちを受け止めた学生たちに、有意義に使われてほしいですね。
この女性がどのような形式の遺言をのこされたのかはわかりませんが、遺言書には、自分で紙に書き残す「自筆証書遺言」、遺言書を公正証書にしたもので、公証人役場で作成する「公正証書遺言」、公正証書同様公証人役場で作成しますが、内容について公証人に知られずに作成する「秘密証書遺言」の3種類があります。
遺言書を作成したい方の状況や思い等により、どの遺言書を選択すべきかは異なってくるでしょう。
「遺言書の作成を考えているけど、どの遺言書を選択したらよいのかな」等、お悩みの方、私ども一新総合法律事務所長野事務所では、相続に関するご相談は初回無料で承っております。是非お気軽にお問い合わせください。
【事務局:阿部】
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