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2018年4月16日
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「12人の怒れる男」という1950年代のアメリカ映画があります。
私の大好きな映画の1つなのですが、父親殺しの罪に問われた少年の裁判で、陪審員たちが評決に達するまでの様子が描かれている密室劇です。
この「12人の怒れる男」へのオマージュとして書かれた作品として、三谷幸喜さんの「12人の優しい日本人」(舞台)があります。
「日本にも裁判員制度があったら?」という架空の設定(当時)で書かれており、初演は1990年、その後再演・再々演・四演されています。1991年には映画化もされています。
私は映画と舞台と両方見ていますが(舞台は四演のみです)、映画を見た時点では、日本で裁判員制度が始まることが決まる前だったこともありコメディ要素満載ではありますが、
「優柔不断な人たちで審議するとホントにこんな風になるのでは?」と思ったことを覚えています。
裁判員裁判の対象となる事件は、刑事事件の中でも一定の重大な犯罪です。
また、地方裁判所で行われる刑事事件のみが対象となります。
長野ではどのくらいの裁判員裁判が行われているかご存知でしょうか?
最高裁判所がホームページで公開している「平成28年における裁判員裁判の実施状況等に関する資料」によると同年の長野地方裁判所本庁において新たに起訴された被告人の員数は「1人」、
長野地方裁判所松本支部においては「6人」とのことです。
ちなみに平成21年に実施されてから平成30年2月までの累計では長野地方裁判所本庁においては「73人」、長野地方裁判所松本支部においては「59人」とのことです。
裁判員裁判の対象かどうかは別として、刑事事件の被害者に自らなりたいと思う人はいないでしょう。
思っていなくても巻き込まれてしまうことがあります。
わかりやすい例としては交通事故でしょうか。
自分自身に非がなくても大きなケガを負うことになったり、命を落としてしまうことさえあります。
長野にお住まいの方々で、ご自身やお身内の方が交通事故の被害に遭われて
大変な思いをされている方はいらっしゃいませんか?
長野事務所の弁護士・渡辺は交通事故被害者の方々の救済に注力してまいりました。
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交通事故の法律相談は、相談料無料で承っております。
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【投稿:事務員 阿部】