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2020年6月17日
コラム
長野県内の窃盗犯認知・検挙状況及び乗り物盗返還率(※)についてご紹介します。
※「乗り物盗」とは、自動車などの乗り物を盗む犯罪のことをいい、被害にあう乗り物の種類によって、それぞれ「自動車盗」「オートバイ盗」「自転車盗」と区別されます。また「乗り物盗返還率」とは、乗り物盗の認知件数のうち、被害品を被害者に返還した割合をいいます。
長野県警のHPに、「窃盗犯認知・検挙状況及び乗り物盗返還率」についての統計資料が掲載されています(https://www.pref.nagano.lg.jp/police/toukei/hanzai/documents/setto.pdf)。
これによると平成27年から令和元年までの5年間における「認知件数」、「検挙件数」、「検挙人員」、「検挙率」「乗り物盗返還率」は下記のとおりです。
|
平成27年 |
平成28年 |
平成29年 |
平成30年 |
令和元年 |
認知件数 |
8,109 |
7,655 |
6,690 |
6,251 |
6,245 |
検挙件数 |
3,099 |
3,186 |
2,823 |
2,882 |
3,026 |
検挙人員 |
1,631 |
1,445 |
1,434 |
1,400 |
1,316 |
検挙率 |
38.2% |
41.6% |
42.2% |
46.1% |
48.5% |
乗り物盗返還率 |
61.3% |
56.5% |
57.7% |
56.4% |
60.6% |
認知件数…警察において発生を認知した事件の数
検挙件数…警察で事件を送致・送付又は微罪処分にした件数
検挙人員…警察において検挙した被疑者の数
直近の5年間においては、認知件数及び検挙人員はいずれも減少しており、乗り物盗返還率については、ばらつきはあるものの60%前後で推移しています。
当事務所の弁護士は、主に国選弁護事件などで、こうした乗り物盗を含む窃盗案件について多数の取扱い経験を有しております。また、窃盗の被害に遭われた方から、今後の損害賠償請求の流れ等についてご相談いただくこともあります。
窃盗犯を含む刑事事件について、長野県内・長野市内の弁護士をお探しのみなさまは、一新総合法律事務所長野事務所までどうぞお気軽にお問い合わせください。
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