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2020年6月30日
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一般社団法人日本自動車連盟が、2016年から信号機のない横断歩道における車の一時停止状況の実態調査をしています。
直近の調査日は2019年8月15日~29日で、各都道府県の一時停止率は以下のとおりです。
| 
 順位  | 
 都道府県  | 
 一時停止率  | 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  | 
 順位  | 
 都道府県  | 
 一時停止率  | 
| 
 1位  | 
 長野県  | 
 68.6%  | 
 25位  | 
 大分県  | 
 15.0%  | 
|
| 
 2位  | 
 静岡県  | 
 52.8%  | 
 26位  | 
 愛媛県  | 
 14.2%  | 
|
| 
 3位  | 
 兵庫県  | 
 43.2%  | 
 27位  | 
 岩手県  | 
 13.7%  | 
|
| 
 4位  | 
 島根県  | 
 41.2%  | 
 28位  | 
 岡山県  | 
 13.4%  | 
|
| 
 5位  | 
 新潟県  | 
 36.2%  | 
 29位  | 
 栃木県  | 
 13.2%  | 
|
| 
 6位  | 
 福岡県  | 
 33.6%  | 
 30位  | 
 鹿児島県  | 
 13.1%  | 
|
| 
 7位  | 
 千葉県  | 
 31.0%  | 
 31位  | 
 埼玉県  | 
 11.6%  | 
|
| 
 8位  | 
 石川県  | 
 29.8%  | 
 32位  | 
 滋賀県  | 
 11.3%  | 
|
| 
 9位  | 
 沖縄県  | 
 29.8%  | 
 33位  | 
 熊本県  | 
 11.0%  | 
|
| 
 10位  | 
 愛知県  | 
 28.8%  | 
 34位  | 
 福井県  | 
 10.4%  | 
|
| 
 11位  | 
 山梨県  | 
 26.0%  | 
 35位  | 
 香川県  | 
 9.4%  | 
|
| 
 12位  | 
 鳥取県  | 
 24.8%  | 
 36位  | 
 山口県  | 
 9.0%  | 
|
| 
 13位  | 
 北海道  | 
 24.6%  | 
 37位  | 
 徳島県  | 
 9.0%  | 
|
| 
 14位  | 
 宮崎県  | 
 23.4%  | 
 38位  | 
 和歌山県  | 
 8.9%  | 
|
| 
 15位  | 
 神奈川県  | 
 22.7%  | 
 39位  | 
 福島県  | 
 8.7%  | 
|
| 
 16位  | 
 佐賀県  | 
 20.9%  | 
 40位  | 
 群馬県  | 
 8.2%  | 
|
| 
 17位  | 
 山形県  | 
 20.4%  | 
 41位  | 
 高知県  | 
 7.8%  | 
|
| 
 18位  | 
 長崎県  | 
 19.1%  | 
 42位  | 
 宮城県  | 
 7.4%  | 
|
| 
 19位  | 
 広島県  | 
 17.5%  | 
 43位  | 
 東京都  | 
 5.8%  | 
|
| 
 20位  | 
 秋田県  | 
 17.4%  | 
 44位  | 
 富山県  | 
 5.3%  | 
|
| 
 21位  | 
 茨城県  | 
 17.2%  | 
 45位  | 
 京都府  | 
 5.0%  | 
|
| 
 22位  | 
 大阪府  | 
 16.5%  | 
 46位  | 
 青森県  | 
 4.4%  | 
|
| 
 23位  | 
 奈良県  | 
 16.1%  | 
 47位  | 
 三重県  | 
 3.4%  | 
|
| 
 24位  | 
 岐阜県  | 
 16.0%  | 
 
  | 
 全国平均  | 
 17.1%  | 
長野県が2位以下を大きく離して1位です。
調査開始からの長野県の一時停止率は、以下のように推移しております。
| 
 一時停止率  | 
 2016年  | 
 2017年  | 
 2018年  | 
 2019年  | 
| 
 長野県  | 
 41.0%  | 
 64.2%  | 
 58.6%  | 
 68.6%  | 
| 
 全国平均  | 
 7.6%  | 
 8.5%  | 
 8.6%  | 
 17.1%  | 
2019年の調査において、全国平均値が大きく上昇していますが、それでもまだ2割以下です。
また、2018年の調査において、もっとも低い0.9%であった栃木県は、栃木県交通安全協会が「脱!止まってくれない栃木県」「まだまだ止まってくれない栃木県」とうたってテレビCMを放映する等の啓蒙活動を行い、2019年の調査においては、13.2%と全国平均を上回るようになりました。

信号機のない横断歩道において、当たり前に車が止まってくれる環境で生活している子供たちは、大人になって運転をするようになったとき、一時停止をすることを当たり前に実践することができることでしょうし、周囲に注意を払い、歩行者への思いやりを持った運転を心がけているからこその結果でしょう。
横断歩道での事故や死傷者が減少するよう、どこの都道府県においても一時停止率がどんどんと高まるようになるとよいですね。
【投稿者:阿部】
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