＜事件の概要＞

相手方となる共同相続人からは、依頼者に対する特別受益や相手方の寄与分、更には相続財産の評価に関して主張がなされ、依頼者の相続金額は０円と遺産分割調停が申し立てられました。

＜相談後＞

相手方の主張する特別受益や寄与分が法的に根拠がないこと、不動産の評価について適正に行うよう主張することで、依頼者が３５０万円の代償金を受け取る内容で調停が成立しました。

＜弁護士からのコメント＞

本件は、遺産分割以外の問題も含む複雑な事案でした。遺産分割以外の問題も私達が対応し、全ての問題について一体的に解決したうえで、更に３５０万円の金銭も得ることができました。

もし、当事者だけで手続きを進めていた場合、紛争の再燃が懸念される事案でしたが、弁護士が入ることで依頼者が満足できる結果を得ることができました。