＜事件の概要＞

住宅ローン以外で１５００万円超の負債をかかえていた依頼者のAさん。

支払いに窮して当事務所に相談にいらっしゃいました。

債務整理をしたいが、ご自宅にはどうしても住み続けたいということだったので、相談の結果、自己破産ではなく、小規模個人再生の手続を選択することにしました。

もっとも、住宅ローン以外の負債額が大きかったため、個人再生手続によって弁済額を圧縮したとしても、従来どおりの約定で住宅ローンを支払い続けるのは困難な状況でした。

＜解決＞

そこで当事務所が代理人として、あらかじめ住宅ローンの金融機関と交渉し、個人再生手続による弁済期間中は毎月の住宅ローンの支払額を減額してもらうことで、住宅ローン債務をリスケジュールした結果、無事、再生計画の認可決定を受けることができました。